第2265回例会
第2265回例会(2022年8月1日)
「第2回 ロータリー情報」
竹原 巖 会員 卓話
「ロータリーの例会について」
1.例会出席の意義~会員は職場、地域、職域の代表者です。例会で学んだことを伝える責務がある。
2.例会を4回連続して欠席の場合、会員資格を喪失する~シカゴ・クラブ第3回会合で決める。
3.特権保有クラブ~1922年のロスアンゼルス国際大会で例会は、毎週開催するよう義務付けされた。しかし、1922年6月6日に設立したクラブには2週間に1度の例会開催という特権が保持されている。
4.関東大震災~1923年9月1日に関東大震災が発生し、国際ロータリー他世界のクラブから義援金が贈られる。この義援金で東京RCは各種の社会奉仕活動を行う。
5.東京RCの特権放棄~奉仕活動を行うことでロータリーの素晴らしさを学び、特権を放棄し毎週1回の例会を開催することを決定する。
6.2016年規定審議会での改定~例会は月2回以上開催すれば良いことになる。当クラブが毎週1回例会開催を決める。
「決議23-34」について
1.1923年セントルイス国際大会で採択
2.決議の概略
1.ロータリーの基本理念~「利己と利他の調和」
2.ロータリークラブの役割~①奉仕の実践を学ぶ場②奉仕の実践例を示す場③奉仕活動は個人奉仕が原則。クラブの活動はサンプル。④ロータリーの奉仕理念t実践を社会に受け入れてもらうこと⑤他の重複する奉仕活動の禁止⑥大規模活動の制約⑦宣伝目的の活動の禁止。
3.国際ロータリーの役割~①奉仕理念の育成と普及②クラブの拡大と援助③決議23-34の実践指針。
4.ロータリーは理念の提唱のみでなく実践すること。
5.クラブの自治権~クラブには何人にも侵されない自治権がある。
6.社会奉仕の実践指針
◎ロータリーの基本を理念を理解し実践活動すべし~他の会員から批判される~具体例は省略する。
「職業奉仕について」
1.職業を通じての奉仕とは~①「歯医者さんが学校の児童に無料で歯の健康診断をする」②「弁護士の先生が市民に無料で法律相談を受ける」③「塗装業の会員が児童公園の遊具を無料で塗装する」このような奉仕活動は職業奉仕の範疇でではない。
2.職業を通じて奉仕する~ラーメン店を経営している会員がいました。北海道産の食材を使っているのが売りで、お昼時や夕食時には行列のできる評判のラーメン屋さんです。北海道産の食材として麵には江別産の小麦粉、具材に丘珠産の玉ねぎ等、嘘偽りのなく地元食材を使い、仕入先には適正な価格を支払い、お店で働く従業員には適正な給与と労働時間、販売価格は原価に適正な利益を計上し、他店と比較し高くない設定でした。来店されたお客様は皆さん満足し笑顔でお帰りになります。
これが、職業奉仕の基本です。ラーメン店経営で設けたお金で地域の恵まれない家庭の人達を招待して、無料のラーメンを提供する行為は、社会奉仕活動に一環となるのです。
◎「ロータリーは学びの場である」であることを再認識していただき、ロータリーを今一度考えて頂きたいとの思いから、本日のロータリー情報をお伝えさせていただきました。