第2229回例会(2021年8月2日)

新会員卓話
平間栄一　会員
 
2012年、介護福祉士 平間栄一と、車椅子ユーザー 佐藤成二によるイベント、サークル活動団体「スポットウォーキングさっぽろ」を立ち上げました。友人が友人を呼び、取り上げられたメディアを見たと、どんどん障がい当事者と福祉従事者、また「楽しさベース」で進めることにより福祉関係「以外」の仲間が増えていきました。
小樽観光協会やソーシャルワーカー連絡協議会、石狩市役所、各種大学、様々な団体とコラボ。
2015年、障がい当事者の生活のノウハウを共有。まちづくりの最先端に当事者が居るモデルを構築すべく、グルメサイト・フリーペーパー「Universal Spot“車イスで入れる美味しいお店”」をリリース致しました。
イベントは、エンタメにとどまらず、車椅子ファッションショーなど「気づきのきっかけ」をあらゆる分野から発信する活動をしております。
そんな活動のなか広まったコミュニティーを活用し、彼らの活躍の場を増やせるよう、また社会課題を解決しながら事業展開し、彼らの稼ぎを作っていけるモデル作りをすべく、就労支援事業所を2018年に設立、一般社団法人として活動しております。
若い障がい当事者が、来る超高齢化社会を支えるまちづくりの一端を担う“札幌モデル”の福祉を現在、徳島、静岡、東京、栃木、盛岡に拡げている最中にあります。
経営者の先輩方から学び、さらに若い力を加速させ、今まで全国で誰も行ってこなかった“札幌モデル”を展開し続け、全国の障がい当事者の方が活躍する社会、楽しむことを諦めなくていい社会を目指し、ロータリー活動にも汗をかかせていただく所存ですので、今後とも何卒ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。