ガバナー公式訪問
第2348回例会(2024年11月25日)
出村ガバナー公式訪問
本日はこのような大変貴重な機会をありがとうございます。また、準備期間からこれまでの期間、クラブの皆様にはいつもお支えいただき深く感謝申し上げます。この場をお借りして、心よりの敬意をお送りいたします。
さて、この度は公式訪問スピーチとして、ステファニー・アーチック会長からのメッセージをできるだけわかりやすくお伝えしたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
ロータリーは、「基本理念」を大切にし、DEI(多様性、公平性、包摂性)と帰属意識、Well-being(幸福)、クラブ体験とクラブ文化の発展を軸に、会員が満足できる魅力的なクラブを目指しています。これらの要素を融合することで、強いコミュニティを築き、クラブ会員が安心して活躍できる環境を創造し、「ロータリーのマジック」を感じられる場とするのが私たちの目標です。
「DEIと帰属意識」は、会員が尊重され、多様な価値観が互いに尊重されるインクルーシブな環境を意味します。異なるバックグラウンドのメンバーが共に協力し合うことで、クラブ全体の結束力が高まり、帰属意識も生まれます。また、メンバーのWell-being(幸福)も重要です。会員の健康と幸福を大切にすることは、ロータリーの理念そのものであり、満足度と参加意欲の向上につながります。さらに、「クラブ体験と文化の形成」は、会員が居心地の良い環境で成長し、明るく魅力的なクラブ運営を通じて、地区全体の健全な発展とメンバーの幸福感向上に貢献するものです。基本理念に基づくリーダーシップを備えたクラブは、地域に信頼され、持続的な発展を遂げていくでしょう。こうしたクラブをサポートし、適切な情報と支援を提供することで、地区全体の意識と信頼性を高めていきます。
また、ロータリーの共通目標として「平和構築」を強調したいと思います。地域や国際社会で平和を推進する使命を共有し、協力して行動することが、より良い社会の実現につながると信じています。
「DEI、帰属意識、Well-being、魅力的なクラブ運営」のもとで、各クラブが多くのアクションを生み出し、地区の発展と会員満足度の向上に貢献できるようサポートしてまいります。
私たちが今日ここにいるのは、共に平和を推進し、世界をより良い場所にする使命を共有しているからです。「四つのテスト」の言葉、「真実かどうか」「みんなに公平か」「好意と友情を深めるか」「みんなのためになるか」を胸に、ロータリーが次世代にも誇りとなる存在であり続けるため共に努力していきましょう。札幌北ロータリークラブの皆様の勇気ある行動で、これからも多くのマジックが生まれることを楽しみにして、本日の卓話とさせていただきます。
ご清聴ありがとうございました。
「Public Health and Me.」
国境なき医師団/元グローバル奨学生 吉井 啓太 様
<Biography>
06/10/1993 (Age.31) 京都生まれ、福岡育ち
福岡県立筑紫丘高校> 理Ⅱ(H24) > 農・獣医学課程(H26-30)
H30 卒業 > 北大大学院(博士)
R2 COVID-19クラスター対策班勤務(厚労省) > インターン
R3 WOAHインターン > ロンドン大学(修士)
R4 卒業(修士+博士) > 疫学者としてMSF登録
R5 初回派遣@ケニア
R6 2回目派遣@モザンビーク
懇親会