第2263回例会
第2263回例会(2022年7月11日)
「第1回 ロータリー情報」
竹原 巖 会員 卓話
今年度の国際ロータリー会長のテーマは「イマジン・ロータリー」です。2510地区ガバナーのテーマは「ロータリーに想いを馳せる」。蓑輪クラブ会長のテーマは「今一度人生の目的を考えてみる」であります。それぞれ、格調高く深い意味が込められたテーマだと思います。
1949~1950年度の国際ロータリー会長、パーシー・ホジソンが「ターゲット」として出したのが、今日のテーマの始まりです。のちにこれが慣例化して国際ロータリーのテーマと呼ばれるようになりました。中にはテーマを出さない会長も数名いましたし、テーマは会長の個人的所信の表明なので、年度によって様々なものがあり、人によって好き嫌いがあろうかと思います。
私が良いテーマだなと思う一つに、2002~2003年度・小林ガバナー年度の国際ロータリー会長、ビチャイ・ラタクル氏の「Sow the Seeds of Love 慈愛の種を蒔きましょう」があります。日本語の訳には若干異論がありますが、仏教徒であるラタクルさんの伝えたい想いは、日本人の私たちには心に残るテーマだと感じております。
もう一つの素敵だなと思うテーマは、1960~1961年度の国際ロータリー会長、エド・マクローリン氏の「You are ROTRY 貴方がロータリーです」ロータリーというのは、国際ロータリーでも、ロータリークラブのことでもない「あなた方一人ひとりの心の中にあるもの、それがロータリーです」と、呼びかけているテーマです。
蓑輪会長の「今一度人生の目的を考えてみる」に合わせて、「慈愛の心を持って」「職場や地域社会のお手本となることを目指す」ことも、人生の目的の一つになる気がいたしました。