第2188回例会(2019年10月7日)

「新会員卓話」
小板寛会員

私は、高校卒業後土木工学の専門学校を経てダム測量の仕事に2年ほど就き、その後全盛期だった北海道コカ・コーラボトリングに就職。
社員採用があると思っていたところ契約社員の道しかなくコカ・コーラをやむなく退職。
その当時衆議院議員の選挙が始まろうとしていた頃に、後援会のアルバイト話に乗り選挙事務所に入所。
選挙が苦しながらも当選し議員が東京行く頃、東京へ来いと言う話になり衆議院第二議員会館の秘書室で勤務、政治にまったく興味のない別な生活がスタート。
目白の田中角栄先生の近くに住む事になり、新聞やテレビでしか拝見したことの無い世界に入る。
当時、政界は内容の濃い時代で後には派閥が分裂する時期がやってくるとは思ってもみませんでした。都内のホテルへ行き待機している間にホテルの支配人や赤坂の料亭等で、女将さんと色々と話す時間があり、マナーや作法を教わることが多々ありました。
少しサービス業に興味が湧いたころ議員は自分の選挙区を渡し引退するというきっかけで、議員と交友がありました(当時)札幌ローヤルホテルの杉野重雄社長のもとへお世話になることとなりましたが、給料面が安く3ヶ月で退職しようかと思いました。
その後マナーや作法の試験に合格し、現在は講師の時間が多く、専門学校や中学校・大学等で愉快に自分の世界を作っております。
今後はより一層この仕事に磨きをかけて諸先輩のご指導のもと活動に励んで参りますので宜しくお願い申し上げます