第2181回例会
第2181回例会(2019年7月29日)
「青少年奉仕ができること」
松浦 康雄 委員長
まずはじめに、青少年奉仕の目的について「各ロータリアンの責務は、年齢30歳までの若い人すべてを含む青少年の多様なニーズを認識しつつ、よりよき未来を確実なものとするために青少年の生活力を高めることによって、青少年に将来への準備をさせることです。
すべてのクラブと地区は、青少年の基本的ニーズを支援するプロジェクトに着手するよう奨励されています。
基本的ニーズとは、健康、人間の価値、教育、自己開発であります。」というのがありましたので、ご紹介させていただきました。
青少年奉仕の活動を通して、互いに「好ましい変化をもたらす。」と春の地区研修・協議会に参加した時に、アドバイザーの細川好弘パストガバナー(静内RC)が講評で仰っていたのを思い出しました。
ここからは、今年度のクラブ活動計画書の具体的活動についてお話ししたいと考えております。
具体的活動は三つあります。
○一つ目に
「児童養護施設興正学園の子どもたちを対象に交流を図る」これについては農業体験を考えております。
札幌近郊の江別市美原で畑を間借りすることを予定しています。
春に苗植え作業をして、近くの体験牧場で動物とのふれあいを予定して、秋には収穫作業を体験してもらい、収穫した野菜でカレーやシチューを作りたいと考えています。
「自分たちの手で植えた作物を、自分たちの手で収穫をする。」というような体験をしてもらえたら楽しいかなと思っています。
実は、自分が一番やってみたいかもしれません。この場合、年度をまたぐので、次年度との連携・引継ぎの問題など、他にもクリアすべきことがあるかもしれませんが、是非やらせていただきたいと思っています。関係各所と早急に相談して進めたいと考えております。
○二つ目に
「地区委員をお招きしてフォーラムで青少年奉仕に対する理解を深める」
これについては、今のところ未定です。今後、副委員長をはじめ委員会のメンバーと勉強会を設けて意見交換を重ねて考えていきたいと思っています。
○三つ目に「各奉仕委員会と協力して奉仕プロジェクトを行う」連携する委員会は今後のご相談ですが前年度4月の職場訪問の際、北大遺伝子制御研究所の高岡晃教教授が、「からだをまもるんじゃーのはなし」の出張要請があれば、行ってくださると仰っていましたので、「こども研究室」の紹介も併せて興正学園とも協議をして進めていきたいと考えております。
また、前年度青少年奉仕委員会瀧澤委員長から引き継ぎました、会員の皆さまに「自社での職業体験が可能かどうか」のアンケートがあります。これも副委員長をはじめ委員会で意見交換を重ねて考えていきたいと思っています。
以上のことを今年度は考えております。皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。ご清聴ありがとうございました。
「新会員卓話」
小田 昌博 会員
私は、高校卒業後ホテルマンとして仕事に就きました。
旅行の添乗員かホテルで働きたいと思っており、新富良野プリンスホテルに就職いたしました。
配属はフレンチのレストランで田舎育ちの私はフォークとナイフの使い方すらわからず戸惑ったものです。
富良野といえば夏はラベンダー、冬はスキーと大変忙しいところで、特に年末年始は大晦日、おせち、スキー場の手伝い、レストランと多忙でしたが、多くの先輩が厳しくも思いやりをもって社会人として育ててくれた事に感謝の5年間でした。
その後、ご縁があり札幌へ移り、ロイトン札幌で11年間勤務させていただきました。
大きな宴会場を持つロイトンでは、現会員の小林博先生や阿部弘先生の主催する医学会などを担当させていただきました。
部署異動で婚礼営業として、新郎新婦にとって一生に一度の思い出の演出に携わることの喜びと、失敗できない緊張感のある中で仕事をしました。
プリンスホテルの当時の社是である『感謝と奉仕』、ロイトン札幌の当時の支配人であり以前北クラブの会員でもあった清水薫支配人が良く言っていた『気配り・目配り・心配り』という言葉は、現在もしっかりと頭の中にあります。
ホテルは「来て頂けるお客様の為に」、今の仕事も同じく「札幌市民の為に」と共通するものがあります。
今後は尚一層、諸先輩のご指導のもと活動に励んでまいりますので、宜しくお願い致します。